2020-11-19 第203回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
ただ、私も、前職は日銀におったんですが、日銀のシステムインフラの担当をしたこともあって、御承知のとおり、日銀は日銀ネットという決済インフラを持って、その下には全金融機関のシステムがつながっていまして、これの暗号システムの再構築の仕事に携わったことがあって、詳細は職務上の情報なので全部は申し上げられませんが、その当時、最もハイレベルの暗号技術、当時は鍵長の長さで決まっていたんですが、これを使えたかというと
ただ、私も、前職は日銀におったんですが、日銀のシステムインフラの担当をしたこともあって、御承知のとおり、日銀は日銀ネットという決済インフラを持って、その下には全金融機関のシステムがつながっていまして、これの暗号システムの再構築の仕事に携わったことがあって、詳細は職務上の情報なので全部は申し上げられませんが、その当時、最もハイレベルの暗号技術、当時は鍵長の長さで決まっていたんですが、これを使えたかというと
本当にそれをブレークスルーするのはこの領域かなと思っていまして、ですから、量子コンピューターができれば世界の全ての暗号システムは全て解読することが可能ですから、やはりこの分野をしっかりと我が国がリードすることが必要だと思います。 アメリカでは論文はほとんど出ていません。衛星量子通信は、恐らく今、もう実験段階を過ぎて、実用化しているんじゃないのかなと思っています。
これができる国は、絶対に見破られない暗号システムで、大使館なりあるいはそれぞれの機関に対して暗号を打てるということになるわけですよ。 中国は、オーストリアから暗号を一回宇宙に上げて、衛星が中国の上空でまた下に対して光子で暗号を打って、これを成功させているわけですよ。
量子暗号システムは、物理学の法則では、絶対に見破られない暗号方式だと言われていて、この点について、絶対に見破られないということを答弁できる方がこの中にいたら、手を挙げて答弁してくれるとありがたいんだけれども、よろしくお願いします。これは総務省だと思います。
その結果、旧ソ連邦は直ちに暗号システムを変更し、その後、日本は長期間にわたって旧ソ連の電波情報の解読ができなくなりました。 これら二つの例から得られた教訓としまして、情報業務は、国家、省庁ごと秘密保全の体制を構築し、その厳格な運用を図ることによって、同盟国、友好国及びその情報組織、そこで活動する組織の責任者間のそれぞれの信頼関係によって成り立っております。
したがいまして、実際に通信傍受に使用する特定電子計算機にはそれ自体にも強固なプログラムの改変防止措置が講じられるわけではございますが、このほか、裁判所も関与する暗号システムなどとも連動をするものでございまして、したがって、警察において装置の改変やすり替えを行うといった余地はないというように考えております。
アメリカの暗号を使っている企業が多いと思うんですけれども、やはり日本独自の暗号システムというものにも早急に取り組む必要があるのではないかと思っています。 それで、岸田外務大臣にこれに関連してお聞きしたいんですけれども、安倍総理がこの件に関連して、サイバー攻撃を日本が受けた場合には反撃する自衛権があるんだということを総理はおっしゃっています。
ですから、予算も二〇%強化されるということですから、是非とも、国産のそういった暗号システムや防御システム、これも検討材料に入れていただきたいと思います。いかがでしょうか。
やっぱり今の実際のネット環境を見ると、ほとんど日本の企業や政府が導入しているシステムはアメリカ製、特にファイアウオールにしても、サイバー関係の暗号システム、ほとんどアメリカ製なんですよね。その状況をどうやって打破するということが可能だとお考えですか。
防衛省・自衛隊におきます暗号システムの運用につきましては、先ほど大臣がお答えしましたとおり、機密性の高い情報を取り扱う情報システムにつきましては独自に作成した暗号を使用して運用しております。
極端な話をすれば、例えばそれで防御の壁をつくったとしても、実はその壁の中の技術や製品は全て中国製とか、こういったことが現時点では私はあり得るのではないかと思っておりますが、こういった技術、さらにはチップ、ツール、暗号、システム、こういったものに関して統一基準は政府はお持ちなのでしょうか。お持ちでなければ、なぜお持ちでないのでしょうか。
また、現在の暗号システム、アルゴリズムというんだそうでありますけれども、平成二十四年には大幅に更新する予定とお伺いをしておりますけれども、このセキュリティー、災害を含めた対策について質問をしたいと思います。
そして、さらに事件発生後、この在外公館に対しまして、これは通信官ということもありましたものですから、外交通信の秘匿にかかわる暗号システムというものの秘匿の問題がかかわりますので、これが漏えいしているということになるとさらに大きな影響を与えるということでありますので、その状況を考えて、漏えいしたか否かというのを調査した結果、漏えいはしていないということを確認の上、さらに暗号は変えるということの機密保全等々
その理由が、中国人女性と親しくなり、そのことを理由に中国公安から卑劣な脅迫を受け、暗号システムを教えろと強要されたことにあったと報じられたことです。
また、本件における機密漏えいの可能性につき、本件の発生後、関係全公館に対し外務省より専門家を派遣し、徹底的な調査を行った結果、暗号システム等の情報が漏えいしたことはないことを確認いたしております。 再発防止策につきましては、情報防護を含みます秘密保全体制の点検及び周知徹底を図るために、研修等の強化をさらに行ってまいろうと思っております。
さらに、発生後、上海総領事館を含む関係全公館に対して、外務省から専門家を派遣しまして徹底的に調査を行って、外交通信の秘匿に係る暗号システム等の情報の漏えいがないかということを調査いたしました。それで、暗号を変える等の、秘密保全に万全を期すということで必要な措置をとってきたということでございます。
○安倍国務大臣 本件発生後、在上海総領事館などに対し、外務省より専門家を派遣いたしまして徹底的に調査を行った結果、外交通信の秘匿に係る暗号システム等の情報が漏えいしたことはないことが確認されたというふうに承知をいたしております。 再発防止策については、情報防護を含む秘密保全体制の点検及び周知徹底を図るとともに、研修の強化等を行っていくことといたしております。
ただ、実際に独自の暗号システムを使う、つくるということになりますと、これは膨大な経費がかかるということが見積もられておりまして、当面、そういう独自の暗号システムというのは実現不可能ではないかと考えております。
なかなか紛らわしいんですが、アメリカではAES、さっきはちょっと違ったものですが、アドバンスト・エンクリプション・スタンダードというのですか、AESという計画で、政府が二〇〇一年から使う予定の高度暗号システムに公募いたしまして、日本のNTTも参加をしたらしいんですが、公募の中からベルギーのラインドール方式が採用されたというわけなんです。
ですから、今のその千二十四ビットですか、これが今の技術の最先端ということでしょうけれども、いわばイタチごっこのように、解読されない暗号システムというものをつくっても、またそれがさらなるコンピューターの発展によって容易に解読されてしまう。そうすると、またさらにそれに解読されないようにというようなイタチごっこがある意味では続いているんじゃないかと思うんですが、そこら辺の観点からはいかがでしょうか。
そのために暗号システムというのはいろんなところで使われているんです。普通のパソコンのユーザーですら、この間私が質問させていただきましたPGPとかSSH、SSL、こういうような程度の暗号を複数使っているんです。我々聞いてみましたら普通のパソコンユーザーですらこれを使っているんですね。